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DVDがようやく浸透 [家電]

 電子情報技術産業協会が28日発表した個人向けAV機器の国内出荷実績によると、昨年12月のDVDビデオの出荷台数は前年同月比95.5%増の67万5千台で、ビデオデッキの出荷数(前年同月比31.6%減、57万9千台)を月間で初めて上回った。02年累計の出荷額は前年比0.6%増の2兆222億円。液晶テレビの出荷が初めて100万台を超えるなど、薄型テレビやDVD関連が市場を牽引(けんいん)した。
 DVDビデオは、02年累計の出荷も前年比97.7%増とほぼ倍増。337万9000台と過去最高の出荷台数だった。

ようやくDVDが浸透したと言う事だろうか。
ソフトの売上はDVDがVCTを上回ってから既に久しいのだが、
ハードでVHSを上回ったのは初めて。
実はこの比較がおかしい事にお気付きだろうか。
比較するべきは本来CDプレーヤが妥当ではないかと思うのだ。
しかし、
再生専用機が録再機を上回ると言うの革新的出来事。
DVDの位置付けが変わった事の証である。
特に新しいメディアを何でもかんでも高級品・贅沢品にしてしまう日本人が親しみを持ち利用する様になったと言う事である。
日常のそこにDVDが入って来たのだ。
再生専用のメディアはおよそ20年サイクルで淘汰の波がやってくる。
DVDもそろそろ折り返しに入るので納得のいわゆるいい時期の気もするが、
景気も考慮すると比較的早い浸透だったのではなかろうか。
全ては安価に品質・内容共に充実したソフトの供給にあっただろう。
ソフト会社の努力に頭が下がる。
次は録再機。
DVDでの普及は無理じゃないかと思っている。
HDDとの合わせ技で尚かつ単価をどこまで下げられるか。
ブルーレイもひかえたメーカーがどこまで努力するのか、
ちょっと様子を見ていたいものだ。
ただ言えるのは、
若干だが経済観念に余裕が出たのかもしれない。
再生専用が売れたとはそんな事も感じられる。


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