SSブログ

続 召しませバーガー [食べ物]

 日本マクドナルドホールディングスは14日、02年12月期連結決算を発表した。個人消費の低迷で売上高が計画を大幅に下回り、3207億円となった。この結果、経常利益は20億円、当期損益も23億円の赤字となった。同社の当期赤字は73年12月期以来29年ぶり。
 01年の牛海綿状脳症(BSE)をきっかけに始まった販売不振が尾を引き、既存店の売上高は03年1月まで16カ月連続で前年割れしている。
 03年度は1店舗あたりの収益力向上を図るため、不採算の176店舗を閉鎖する一方、出店は75店舗に抑えるため、総店舗数は71年の創業以来初めて純減する。こうした改善策により、03年12月期は売上高3282億円、当期利益39億円を見込んでいる。

という事らしい。
続報と言うより詳細になるわけだが、
やはり、
狂牛病騒ぎの影響は拭えないといったところか。
あれ以来牛肉に対して不信感が高まったのは事実なのだが、
俺が思うに異常な警戒心である。
根本的にあれだけ騒がれながら、
チェック体制に変化の無い商業とは商業として成立しえない。
むしろ通常よりも厳しいチェック体制を敷くのが外食産業、
特に牛に依存している企業なら尚更だ。
現にその騒ぎの間に鶏も豚も問題が発生した。
しかし、
その時牛の時の様に大騒ぎしただろうか。
答えは否だ。
魚でもそれは同様で特定の魚だけ話題にのぼり、
同じ水域や漁港ベースでの警戒は薄い。
問題の認識がずれているのだ。
また現場と消費者の感覚のずれもある。
取り立てた作業や強力な警戒を感じずとも、
それらは成されていて、
消費者が思うよりは遙かに正確だ。
また、
現場ではこんなのこんな感じでホイホイだとやっていたとしても、
その繰り返される作業内に於いては
当人の認識以上に正確且つ迅速で、
それはその現場以外の三者が丸一日費やしてチェックするより当てに成る。
特に食品の場合ではそれが極端に現れる。
それを第三者が仲介し市場に出回ると、
生産者と販売者の間でずれが生じトラブル等が発生する。
さて、
マクドナルドはと考えてみよう。
大半の商品に牛肉を使用した、
牛肉依存の商業だ。
それが顔であり、
また同時に全てである。
相当気をもみ仕入担当者は細心の注意を払い仕入れたはずだ。
仕入先と病気の発生した場所は無縁だったのだが、
それでも流通過程に於ける混入等には気をつかったはずだ。

認識が産む辛い話である。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。