98生き残る

マイクロソフト、
Windows 98/98 SE/Meのサポート期間を2006年6月30日まで延長

　マイクロソフト株式会社は1月15日、Windows 98/98 SE/Meのサポート期間を2006年6月30日まで、さらに延長することを発表した。
　今回の発表は米Microsoftによる1月12日の発表を受けてのもの。これにより同社ではWindows 98 SEにも、Windows XPなどの製品と同様に、2002年10月に発表された「マイクロソフトサポートライフサイクルポリシー」の考え方を適用させる。
　今回の発表により、Windows 98/98 SE/Meの有償サポート契約ユーザーは、ホットフィックスと修正プログラムの提供と電話サポートを受けられる。
　今回の変更前には、Windows 98/98 SEでは2004年1月16日、Windows Meは2004年12月31日にサポートが終了される予定だった。

こんなニュースを見た。
結局９８は生き残ったのだが、
う～ん、
どうなのだろう。
個人的にはもう９ｘ系のＯＳにしがみつく理由はなくなったように感じているのだが、
やはり企業などの大きな利用になると絶大な影響が出るのだろう。

実際個人ユースの場合なら移行は現状としてスムースにほぼ完了したと言ってもいいく位にＮＴ系のＯＳが浸透しているように感じる。
メモリも９８の時代に比較するとずっと購入しやすい価格になり、
大容量のメモリ搭載のマシンは多く、
９ｘ系のＯＳではその搭載量が生かし切れないからだ。
電気店で購入できるパソコンもＴＶチューナー付きが無数に並び、
動画の分野を気楽に始められるような世の中になってきている。
確かに旧世代のマシンを現役で利用しているニーズは存在しているが、
そういう利用をしている場合は既に精通している人が多いのも事実だ。
今となれば確かに９８も安定して動作しているだろう。
Ｍｅだってそうなのかもしれない。
しかし、
９８などが消え行かんとしているのは歴然としており、
自体の流れを感ざる得ない。

サービスの延長はユーザーにはありがたい話だろう。
もちろんかつて使っていた自分も寂しい気持ちと残念だと感じる感覚は大いにあるのだが、
「延長」という行為には疑問を感じざる得ない。
なんともアメリカ的ではない様に感じるのだ。
まあ、
それがいいともよくないとも言うつもりはないのだけどね。

「生き残る」
それが必ずしも良いというわけではないように思うのだが