あれから一週間

あの災いの日から一週間、
ＰＣのパーツも届いて組み込みを完了、
セットアップを済ませて、
大分元の生活に戻りつつある。

まず日曜日の午前中にテレビが届いた。
今度も三菱の４：３のインターレース・２９インチである。
変わったことといえばＢＳが内蔵になった事位で、
基本的な事は変わっていない。
地上波デジタルを目前に控えてあまりたいそうなテレビは買いたくなかったのだ。
ＸＢＯＸでガンコントローラもまだまだ使って遊びたいというのもあったので、
インターレースのテレビは必須項目だったのだ。
そんな感じで使い始めたテレビだが、
やはりというか、
色味が馴染めない。
今まで赤に偏った色を緑を強くして誤魔化していたのだが、
その狂った色に目が慣れていたというのもあるだろう。
しかし、
マゼンダの強いピンクがかって見える人肌には違和感を感じるのだ。
コントラストの高い映像も好きではあるのだが、
ディープシャドーで潰れ気味、
ハイエストライトでは飛び気味である。
とりあえずデフォルトで使っているが、
これから色などすべての調整に入らなくてはいけないだろう。

そしてＰＣ
ＡＳＵＳ以外とは相性の悪い俺なので、
またもえＡＳＵＳのA7V600-Xを購入。
ＣＰＵは今まではAthlonXP3000+を狙っていたのだが、
コストの関係で断念。
リボで買ったのだから、
いっそ3200+と言うのも有りだったのだが、
なんとなくテンションが上がらず2500+に落ち着いた。
さてそのマザーだが、
ありがたいことに最近のマザーなのでシリアルＡＴＡなんぞのＲＡＩＤが載っている。
こいつのおかげでＨＤＤが一台あぶれてしまう。
せっかくＬＡＮ内蔵でボードが一枚減らせると思ったのだが、
別にＡＴＡ１３３ボードを追加するはめになった。
変換を使って接続するという手段もあったのだが、
どうにもこうにも信頼できなかったのだ。
シリアルのＨＤＤ導入というのもあったのだが、
それもコスト的に無理。
結局ボード追加となったわけだ。
しかし、
これが俺の後悔を産むことになる。
とりあえず最小構成で起動試験。
電源投入。
鳴り響くアラート音。
起動失敗。
背筋に冷たいものが走る。
前と同じだ。
前もこうして起動しなかった。
更に２年位前のことを思い出す。
こうして起動しないってのを繰り返し、
次々にマザーを破損。
トータルで７枚ものマザーを使ってこのマシンを復帰させたのだった。
いやな気分で一杯になった。
とりあえずメモリを２枚刺していることに気づく。
１枚除去。
無事起動。
どうやらマザーとＣＰＵは無事だったようだ。
単にメモリがいかれただけだった。
しかし、
うんでもなくすんでもなく成っていたので、
交換したのは正解だったと自分に言い聞かし、
セットアップ開始。
追加したＩＤＥボードが見えない。
認識していないことに気づく。
試行錯誤するが変化なし、
スロットを変えてみる。
見えた。
ＢＩＯＳで見えるようになった。
接続されているＨＤＤも認識している。
ほっとしたのもつかの間、
起動しない。
ＯＳが起動しないのだ。
ＢＩＯＳをいじり試行錯誤。
ようやく起動したのだ。
こいつが更に苦悩を産んだ。
２０００とＸＰのデュアルブート環境なのだが、
２０００でＳＰ４を導入したら起動しなくなってしまったのだ。
何故なのか、
原因はわからない。
再びＢＩＯＳいじり、
設定を変えて変えて一周した。
すべて駄目だった。
ＸＰは無事起動するので、
２０００の環境は捨てようかと思ったりもしたのだが、
フォトショップ６で大きなデータ（３００ｄｐｉ・Ａ３）を扱っていると、
ＸＰでは何故か落ちてしまうので、
２０００の環境を捨てる事はできない。
ボードを外し変換にするかとも考えたのだが、
負けのような気がして嫌だった。
半ばやけになり、
最初の設定でトライ。
何故か無事起動。
なんなんだ。。。
その後アップデートをする都度、
途中再起動がかかってしまう事があったが、
それも毎回最大２回まででどういう訳か安定する。
現状ではどちらの環境でも問題なく安定して起動している。
俺は勝ったのだ。
何が勝因だったのかは謎のままだが。
現在細かい環境設定をしている。
完全に復元される日も近い。