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入力デバイス [PC関連]

PCでゲームなんぞをやったりすると
入力デバイスと言う壁にぶち当たる。
壁と言っても大した事はない低い壁なのだけど
その向こう側の世界ってのは思っているよりずっと広くて深かったりする。
ゲームパッド対応のゲームなら使えばいいだけじゃないかってのが最初の壁だ。
これは実に低い壁。
導入に当たって難しい作業も金額の張る買い物もないだろう。
いいところドライバのインストールでたじろぐ人が居るくらいだろう。
それにしたって最近では簡単にインストール出来る様なインストーラで出来るのでたじろいで居る人でも数分もかからず完了だ。
物はドライバいらずの低価格の物だったり、
ゲーム機の物にコンバータを付けたり、
正によりどりみどりだ。
しかし、
それだけに難しかったりもするのだ。
PC向けの物は意外に耐久性が低い。
タイトル毎に買い換えると思っているのか非常によく壊れる。
ゲーム機の物と較べると半分の時間使えれば
それはかなり驚異的な高耐久性だと言えるだろう。
それくらいよく壊れる。
ここで選択肢が発生するのだ。
壊れる物か
そうでない物か
これが連続するのだ
フライトシムや
ドライブシムになれば特殊コントローラ
その中でもペダルだったりなんやかやと選択肢がつきまとう。
シンプルに済ます気ならば使わないと言う選択まである。
快適に楽しくって部分
プレジャー
そこをどう受け止めるかで選択が変わって行く。
せっかく楽しむのだから快適で雰囲気のある物にしたいとか
単純に入力でストレスを感じるのは嫌だとか
或いは全く反対で
そこまでしてやりたくないや
動けばいいんだなんてのもあるだろう。
個人的には最後の例ならそれなら最初からやりたいなんて思うなよと思うのだが
意外に多数派だったりするから
一概に答えにくいジャンル。
それが入力デバイスだ。
今の例は実は簡単な話の部類。
厄介で頭を悩ましたりするのは
キーボードやマウスが前提のゲームだ。
一般的な誰もが使って居る普通の物から始まり
そこにゲームで便利な機能やアクセサリが付いて居る物
果ては一部の使用するであろうキーだけを抜き出した左手用のゲームコントローラと呼ばれるキーボードまで多種多様。
マウスも通常のホイール付から
解像度・転送速度の高い光学式の物や
7ボタンだったり、
手袋みたいな物や
どう持つのか解らなくなりそうな奇抜な形の物まである。
更にドライバの出来不出来
ファームウェアの完成度まで含めると呆れる程の選択肢となる。
ストレス云々での選択ならば
正直な話壊れてさえいなければ
1000円程度でキーボード・マウス・スピーカまでセットになってる様な物でも十分だろう。
それだとキーボードがたわんで捩じれていたりして
がたつきが在り
それがストレスになったりする
そんな場合や
デザインやホットキー等にこだわる等で
好きな物を選んでも
ゲームの操作的には
ゲーム用の物を選んだ場合と比較すると
大した差ではない
むしろ
その差なんて物は日常使用で感じる使い易さや使い難さの範囲内で
これがこうならもう少し楽なのにとか言ったものの
あえて難を言う程度のレベルで
いつもは意識しない範囲に収まるだろう。
マウスもそうだ。
余程おかしな代物であったり
旧型過ぎてパワーが足りず
マウスとの通信で動作が重くなる(今時そんなマシンはないだろう。あってもそれでゲームはしないはず)
そんな場合でない限り
プロでもない限りストレスを感じる程の不具合にはならないだろう。
4ボタンマウス辺りからならば
快適を超えて便利だとすら感じるかもしれない。
もちろん使う人によって感じ方は様々だと思うが
ようはどこまでの快適さから
使うに値すると設定するかだ。
俺の場合
パッドならX360の物を使い
XBOXの周辺機器をUSB接続し有志の作成したドライバで動かしている。
主にプレイしているFPSの場合では
マイクロソフトのデジタルメディアプロキーボードと
同じくマイクロソフトのインテリマウスエクスプローラ3.0復刻版という5ボタンマウスだ。
ゲームよりの物としてはマウスがゲーミングマウスの範疇に入るかなって程度で
それほど熱を入れてゲームを意識した装備ではない。
むしろ
パッド類に注ぎ込んで見えるが
ゲーム機と兼用で
パッドのみPCで使う事を前提に購入したアイテムだ。
他はXBOX時代にこった頃購入し
少ししか使っていない物の使い回しだ。
まあ
PCでそれ系はやっていないのだが
いつでも来いなのだ。
とここまで話すとデバイスの話ならすべてに思えてくる。
しかし
もう一つ大切な物があるのだ。
それはマウスパッド
アクセの類いだろと突っ込まれそうだが
俺はマウスとセットで機能するデバイスの一部だと思うようになったのだ。
パッドなどそれこそ100円で売っている物を汚れる度に買い換えても良い位の物だ。
それを使ってゲームをしても別にストレスを感じない人も多いだろう。
むしろ大半がそうかもしれない。
デスクトップの雰囲気に合わせてデザインを意識して購入位までだろうか
ところが意外にもこいつが奥が深い。
材質やサイズ
デザインに至るまで実に様々だ。
今のマウスにしてから特にそれを意識し始めたのだ。
ボール式の物を使って居た時はマウスの汚れが気になって、
それでもしっかりと食いついて反応を示してくれるパッドとして
布製にこだわった。
しかしこれは汗や皮脂で汚れが目立ち
痛みも早かった。
それが嫌でこだわり続けた形状のマウスをやめ
光学式に乗り換えた。
こだわったとは言え
秋葉原の店頭でバルクで1000円もしない価格で段ボール箱に山盛りにされていたマイクロソフト製の物で
ナスビ型のあれだ。
あれが実に具合がよかった。
そんな環境から抜け出したくなった背景は
やはりマウスパッド選びが大きい比重をしめていただろう。
布であれば基本的によかったが
どうにもパッドの汚れや買う度にベース素材の違いで
酷くゴム臭かったりで
いつも苛立っていた。
それで思い切って環境を変えたのだ。
形状が変わった事でしばらく違和感はあったが
程無くしてこちらの方が快適になった。
反対に浮上した問題があった。
パッドだ。
機能的には何を選んでも最近の物ならば
殆ど問題なく使えるのが現状だ。
しかし
どうもしっくりこない。
問題をより多く感じるようになったのだ。
それまでは大きな問題が目立ち過ぎていて感じていなかった事実。
まずは動かした時の感触。
重さというか抵抗感。
パッド越しの感触。
サイズ等
色々不満を持って居た事が露呈したのだ。
今のマウスにしてすぐにパッドは買い換えた。
汚れていたし心機一転したいのもあった。
はっきり解る程の突起が幾つも付いているタイプの物で
薄さが1ミリ未満のプラスティックの様な樹脂系のパッドだ。
スムースさは感動したのだが、
どうもマウスのソールが削れてる様な気がする
確かに僅かだが
ソールの一部が艶を失っている。
売り場では決して最小ではなく
むしろ
最大の物と比べても数ミリレベルで小さい程度だったが
どうにも小さい。
布製の物の三分の二位のサイズだろうか
とにかく小さい
日本人のうさぎ小屋感覚の為せる業なのだろう
主力製品はみんなそんなサイズで
ゲームのみならず
ビデオ編集でタイムライン上での作業や
写真などの作業で拡大していたりした場合や
切り抜きなどでも
何度も何度も端から端へ移動のために持ち上げるはめにあわされたのだ。
一太郎などで文書を作っている時や
エクセル等の表計算
縦長のWeb等でも
カタコンカタコンと何度も何度も持ち上げなくてはならない
画像に関しては一般的ではないにしても
それ以外では日常の風景としてはそれ程特殊な事ではない筈だ。
よくそんな環境にしかならない物が主力製品になってしまうのか疑問でならない。
百均で売っている布製パッドのサイズが一番手頃で万人向けだと思うのだが一体どうなのだろう
次に薄さだ。
薄手で机などに張り付く物は実に安定感があっていいのだが
俺の場合
どうしても手首が痛くなってしまう
浮かせて着地した時の感触にもマウスが壊れてしまうのではないかと不安に思えてしまうので
どうも性に合わない様だ。
接地感が机の影響を受け過ぎるあまり堅過ぎてしまうのだ。
また
張り付いているのは良いのだが
それ故に微妙な波が発生してしまった。
これはうちの環境だ。
机が古いので反りなどがあるのだろう。
ホームポジション的なもっともよく使う場所で
マウスがガタツクのだ。
以上の理由ですぐに買い換えた。
次は可能な限り大きなサイズを選択した。
大体今までの布製パッドと変わらないサイズ。
表面は滑らかで微細な凹凸で鮫肌の様な感じ
厚みは2ミリ程度
裏面は粘着質の素材で吸着し安定感はやはり抜群である。
日常用途でのサイズ的な問題は横方向はクリアしたが、
縦に関してはまだ僅かに足りず、
ギリギリを粘るとソールがパッドから外れ、
再び動かそうとすると外れている部分が引っ掛かり不快感が発生する
僅かに後数ミリ
恐らく後5ミリもあれば全く不満が出ないのだが
その分置き直さないとならない
これがWeb中心なら問題にもならないのだが
長い表計算や横書きの長文だったりする場合
ホイールで動かす範囲を遥かに超えていたりして
スクロールバーを使って動かしたくなる
そんな時はどうしても苛立ちを禁じ得ないのだ。
そう考えると今までのパッドは実に計算されたパッドだったと関心しきりである。
厚みに関してもこれまでのゴツゴツした感じは薄くなった。
しかしながらまだ合格点には及ばない。
くれぐれも断っておくが俺要求である。
手で触れる部分の不満はストレスになりやすいのである。
質感の悪いパンツを履いた時の不快感に似ている。
そのストレス感は感じている者にしか解らない部分だ。
ガタツキもだいぶ治まったがまだ隙間が生まれる場所があり
何とも言えない安っぽい振動が気になる
反面サーフェイスに関してはシュッとした感じで
初期抵抗こそ直前の物より明らかな増加が認められたが
移動中の抵抗感は僅かな増加で気にならず
突起が小さく微細になったおかげでコツコツといった通過感はなくなり
実に気持ち良くなった
やはり値段相応である
質感はゴムの様な質感の樹脂製ではある物の
微細な突起によるおかげで布製にも通じる物がある物の明らかな樹脂といった感じだろうか
そう悪くはない。
重さで布より軽い感じといったところだろうか
概ね悪くないのだが
やっぱり
どう寛容に受け止めようとしても気に入らない
いよいよ選択肢は狭まってしまった。
布製に戻るか
新境地を拓くかだ
戻るのは臭いや飽きや汚れなど総合的にやはり選択したくない
そこで新境地ゲーミングパッドとなったのだ
それ以上のサイズはそこにしか存在しない
しかし
非常に高価である
これまでの二枚は合わせても2000円程度だったが
この先サイズを希望の範囲で選択すると
一枚でその位してしまう
品質を問えば幾らでも上がある
正しくデバイス選びだ。
それを導入する事もあって先日部屋の配置換えをしたのだ
あれでかなり巨大なパッドが置ける様になったのだ。
選択肢は色々あったのだが俺の選んだ物は
280×380×4ミリという巨大なサイズ
もはや多くの人のマウスパッドのイメージサイズを遥かに上回っている
例に出した使用では十分過ぎるサイズである
ゲームにおいては強烈だ
FPSではマウスで向きを決めるのだが
楽勝で反転できる
置き直さないと背後を捉えるのは困難だったのだが
一振りでいける
余裕があるからそのまま続ける事が出来て隙が生まれない
これには感動した
サイズを示したのでその系統の人は物が特定出来ただろう
俺はそれを通販で購入
消費税送料代引き手数料込みで7000円である
秋葉原に買いに行くと交通費がこれより掛かる為通販の方が安上がりなのである
メモリも安くなっているのでそれも買えば行った方が安いのだが
今回はこれだけだったのでこの方がお得なのだ
使って驚いた
これまで使っていた物が如何にダメだったか
同じ事をした場合
このパッドではその他のパッドのサイズの範囲で解決出来てしまうのだ
つまりこういう事だ
今までのパッドは滑らかにスムースに動作していると感じられていたが
マウスのセンサーレベルでは感知しない事が実に頻繁に発生していた
その為大きな範囲を移動しないと移動が完結しなかったのだ
これは目から鱗である
更にこれはこの手のパッドの中では抵抗感があって重い方と言う部類に評価される物なのだが
これまで使った全てのパッドの中で一番軽い
それでいてそう評価される様にしっかりブレーキがかかる
感触は布製の様な滑り具合でいて
プラスチック製の様な軽やかさ
5層構造と言う事もあり
しっかり感があるのに堅さはまるで無くクッションが効いて手首が痛くならない
素晴らしいのである
一応記すと表面は特殊加工のプラスチックコーティングの布と言う事だ
ここまでで2層
クッション材に該当するボリューム層があり
形状安定用のプラスチック層
滑り止めのゴム層
以上で5層
一番下は粘着質ではないので安定感では
それまでの安価な製品には及ばないが
自身のサイズと重量で動き回ってしまうと言った事は一切ない
とはいえ動かない訳ではないので粘着質ならと思うのだが
プロユースを考慮すると動かないにこだわって粘着質にするより
動きにくい方が製品の特徴を考慮すると
製品寿命が伸びよりマッチするのだろう
ほぼ理想的なパッドである。
これで俺のパッドに対しての要求値は跳ね上がってしまった。
問題はサイズ
これ以下のサイズはぐっと小さくなってしまう
精密に動作するので十分だとは思うのだが
中間のサイズがあってもいいように思うのだ
いかんせんこれはデカい
プロユースにはこのサイズなのは理解出来るのだが
中間設定が欲しい物だ
大いに人を選ぶサイズとなってしまっている
結果的に自分の使っている入力デバイスの中で一番巨大で高価な物になってしまった
マウスパッド
一度注目してみると面白いデバイスだなあと認識を改めさせられた代物だった。


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