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Amazonベーシック バックパックタイプ カメラバッグ 前編 [カメラバッグ]

いよいよAmazonベーシックブランドの最後の一品になった
俺としてはこれに一番期待していたってのもある
安定的な使い勝手を持っているだろうなって方向でね
と言う訳で
今回はこれ


Amazonベーシック デジタル一眼レフカメラ用バック ブラック

Amazonベーシック デジタル一眼レフカメラ用バック ブラック

  • 出版社/メーカー: AmazonBasics
  • メディア: Camera



今回はチェック項目が多かった事などから前編と後編の2回に分けて記事にする

1.jpg

外観はこんな感じ

主構造としては3層構造
一番手前に襠の用意されていない間口の小さいポケット
次にメインスペースと同一面積で多少の襠の用意されているスペース
そして深い襠の用意されたメインスペースだ

2.jpg

サイズ感を先日報告したスリングタイプと比較するとこんな感じ
スリングタイプの厚みとこれの厚みは同じ位かな
それでこちらの方がやや横幅が広いといった感じ

この違いが後に大きなポイントになってくる
何気にこのポイントは使い勝手に重大な影響を及ぼすので
頭の中に入れておいて欲しい
この二つ
厚みはほぼ同じだ
後編までしっかり頭に入れておいていただきたい

3.jpg

デザイン面だが
シンプルな中に自社ブランドの強調がしつこく入っている
ファスナーはどれもAmazonっぱなしだ
ハードアマゾナーの俺でも引く位だが
このつまみは意外に感触がよく使いやすい

Amazonベーシックのカメラバッグ全てに言えたのだが
どれもファスナーは軽く開け閉め出来る
心地良い感触だ
その分開いてしまうのではって不安もなきにしもあらずだが
どのタイプも重要なスペースはダブルファスナー構造になっているので
停止位置を寄せる事で
落下を避けたり
盗難やひったくりに対してのセキュリティは
それなりに確保されている

ただまあ
このタイプのタブはグニュッとした手応えがあり
それはそれで気持ちいいのだが
変哲無い穴あきタブを使用してくれれば
そこにロックを掛ける事が出来るので
依りセキュリティを高くする事が出来たので
その辺は少し残念
こんな形でブランド主張するなら
ホルスタータイプのようにタグワッペンを貼ってくれれば良かったのにと思う
これなら全ての製品共通で使用して更にコストを下げられたんではないかと
このタブは悪くないので
シングルファスナーの部分にこれを全タイプで使用すると更に統一感も出たので面白かったんじゃないかなあと思うのだ
この手はロットがコストを左右するので共通化というのは非常に大きな効果があるんだけどな

8.jpg

背中に当たる部分と各ベルト類

ショルダーベルトはクッション入りでタッチが柔らかく成るように配慮されている
特にカメラバッグとしてのバックパックはこれが重要で
本格登山の場合と同様に
機材を詰め込むと結構な重量の荷物になる
その場合こういった配慮のない場合は
自分でクッション材をあてがうなどの工夫を施さないと結構痛い

腹部のベルトもしっかりしている
少しの機材であれば気にならないかもしれないが
装備をガッチリ固める場合では
パンツのベルトと同等かそれ以上の力できっちり留めないと
バッグが動いて重さが増す事になる
特に長時間これを装備して徒歩での移動となると最初は良くてもボディブローのように効いてくる
機材を入れたらしっかりと調節し
背中とバッグがきっちり密着するように固定した方が良い
同様にショルダーベルト繋ぐベルトもしっかり繋ぎ
ショルダーベルトが前方に引っ張られる位に締め上げてきっちり固定する
そうしないと機材を詰め込んだバックパックは相当な負担になる

則ちこれは
安易に入るからと機材を詰め込みすぎないようにする必要があるという事
また
詰め込んだ場合でも対応出来るだけの作りは確保されていると言う事だ

幸い
きっちり締め上げ
バックパックが背中で遊ばない状態にしても
背中が蒸れないように
背当ての部分は十分配慮して作られているので
覚悟を決めてガッチリ機材を詰め込んでも
体力と根性さえあればこのバッグは期待に応えてくれそうではある

このバッグはシリーズ中
最もヘビーデューティユースを意識して作られているのである
それに対する強度と言う事に関しては使ってみないと解らないが
意識だけはされたとこの段階では言えると思う

4.jpg

襠のないポケットに関しては後編の収容をみれば掴めると思うので
今回の所は触れずに進み
第二層目となる多少の襠のあるメインスペースと同じ面積のスペースに関して

深さがあり
およそ半分の深さまでが大きく開くタイプの空間となる
内部蓋側にはネットポケット
メインスペースとの境界部にはナイロンの二重ポケットが用意されている

7.jpg

襠が解るように比較対象を付けて撮影
たばこの箱の高さからこのスペースの高さを理解して欲しい
メインスペースが丁度たばこの高さ程度
このスペースは3センチ弱かその程度って所だろうか
面積が面積なので意外に大容量になる

このスペースを有効的且つ簡潔に使うには
このポケットだけではなく
インナーバッグの併用が良いだろうね
100円ショップなどで適当な物を幾つか用意して
入れたい物を整理して入れるとすっきり使えそうだ

5.jpg

ネットポケットに関しては自由に工夫する場所と捉えて間違いないと思うが
ナイロンポケットの方は使用法をかなり具体的に想定して作られている感がある
タブレットだ

ナイロンポケットが無いとこんな感じの入れ方になると思うのだが
ナイロンポケットが実はジャストサイズに作られていて
iPadがケースを付けたままぴったりと収まるようになっている

6.jpg

保護を考えたら
この様に風呂蓋等をつけて収めるのが良いだろう
ゼロクロマのケースと風呂蓋
両方を装着した状態でも違和感なく収まる

またこれは二重構造になっていると話したが
このタブレットを入れたスペースの蓋側に当たる部分には
スタイラスとボールペン
そして7インチタブレットが綺麗に収まるような構造になっている

これのおかげでタブレットとノートやペンと言った筆記用具などが綺麗に過不足無く収まるのだ
これには感心した
非常に良く出来てるなと

襠もしっかり有るおかげで
Eye-Fiカードを使用しての撮影なら
アプリを立ち上げタブレットをそこに入れておけば
次々に撮影した結果を受信出来る
更にバッテリーの心配に関しても無用で
襠のあるおかげでモバイルバッテリーを例えばそのネットポケットに入れるとか
ナイロンポケットの空いている方に入れるとかして
ケーブル接続すればバッテリー残量を気にすることなく運用出来る
当然自動スリープはオフで良い訳だ
これで撮影に専念しながらも
データの転送も済むという訳だ
実に素晴らしい

リュック全般に言えるのだが
意外にこのタブレットが入らない物が多い
メインスペースに入らないと言う事はないが
そこだとやはり使い勝手が良くなく
こういったサブスペースにいれて簡潔に使いたいのだが
そこは面積が小さくなっている事が多かったりして
物全体として見渡しても半々位の確率で入らない物があると見ていい
これはそれがそこに入れる事を前提にしているのが素晴らしい
カメラバッグであるから当然そう言う事になったんだと思うが
時代に即した配慮だなと感心した
というのも
このスペースはタブレット・PCスペースと言える空間だからだ
それは蓋側にせよ
メインスペースとの境界側にせよ
どっちにもクッション材が仕切りの中に内蔵されている
ちゃんとこの中の物の保護まで考慮されているのだ
下手な安物ビジネスバッグより手厚い対応だ
6000円程度でホームセンターで売っているビジネスバッグと比較して欲しい位だ
サイズ的にもちょっとしたノートPC程度ならば充分入るので
モバイル性を意識しつつアクティブに利用する事を考慮されていると言っていい
非常に好感の持てる作り

9.jpg

メインスペースの蓋

内側にビニールポケットが設置されていて
ファスナーには相変わらずのデザインタブ
閉めた時にファスナーが来る位置にはベロが付いていて
それなりに防水を意識したと言う所だろうか

この防水感だが
俺には正直良く解らない
全体が特に防水性を感じさせないのに
何故ここだけこうなのか甚だ疑問だ
それでも何もないよりはいいと思うが
他製品を見てこういう物だという慣例的にこうしたんじゃないかと思わせる感じだ
或いは生地の内部に工夫があるのだろうか
ちょっと解らない

ただまあ
防水という視点だけではなく
レンズなどとの干渉という意味では
確かにこれなら保護性はあるように思える
ベロもそのように機能するし
デザインタブもゴムなので攻撃性は低くなる

いずれにしても
容量もそこそこ有るポケットで
どれだけの収容物が有るかにも依るが
ここは使えるサービスポケットである事は確か
単体で考慮するのではなく
メインスペース全体の収容量の中の一部として利用しなければならないのは変わらないが
有る事で非常に便利になるのも間違いないのだ

10.jpg

さあ
今回の最後
メインスペースだ

内部はデフォルトではこんな感じ
柔らかい素材で間仕切りは作られていて保護性はそれなり
しかし
底面に当たる部分はナイロン素材で起毛処理とかしてある訳ではない
その為使用しているうちにレンズなどに擦れやテカリが出やすいのは確か
起毛素材でも出る時は出るので
そこは余りナーバスにならなくてもいいとは思うが
やはりコストダウンの影響だろうか
そこの部分だけはやっぱり気になる
スリングタイプではしっかりと起毛処理されていた感があったので残念だ

側面は起毛処理されていて
クッション材が使用されているのでしっかりとした形を保ち
保護感もそれなりにある
クッション材という事では全ての面に採用されているので
耐衝撃性に関してはしっかり確保されていると言っていい
当然の事ながら
前回同様
これを武器にして暴漢の頭を打ち砕くだとか
振り翳された鉄パイプやバット・特殊警棒と言った物の一撃を受け止めたりした場合
流石にアウトだとは思うが
それ以外の日常的に考えられる衝撃の大半は耐えられると思う
自転車やバイクの事故もギリアウトだと思っていた方が幸せになれそうだ

以上が形状などについての所見
いよいよ次回
収容量等について触れていく
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