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能登の旅~3 [旅]

北陸道を降りた我々は能登有料に乗り換え、
一路能登金剛へと向かい始めた。
この道、
どうも高速っぽい。
制限時速を見た限りの話ね。
60キロの道路ではない。
その展開に我々は少し調子ずく。
急に視界が開け、
間近に広がった日本海。
いやが上にもテンションがあがる。
最初の道の駅に停車し、
念のためルート確認。
行程と実際の速度。
思わず笑みが漏れるほどそれは順調に思えた。
ただ一つ二つ目の目的地以外については、、、
確認を終えるとすぐに出発。
ガラガラで快適な道のりに我々のテンションは上がりまくりでとどまることを知らないといった様子。
実際何もかもが快調だった。
能登金剛付近に来るとさっとだけ見るつもりだったのだが、
その快調なペースに予定を変更。
洞窟の二文字に誘われ寄り道開始。
アップロード板にある場所である。
そこで穴を見るつもりだったのだが、
「幸せのかんもん橋」とある。
こんな面白い名前の橋を渡らずに行ってしまったら、
我々の経歴に疵が付くと思い、
洞窟に行った後行くことに決め、
洞窟の方に足を進める。
誰だって穴があったら入りたくなるのだ。(ちょっと違う 笑)
そして数歩進むと遊覧船の方から声が聞こえる。
ここで遊覧船につもりは毛頭無かったのだが、
どうも我々に直接メガホンを使って呼びかけているのだ。
呼ばれてしまったら乗るしかない。
勇んで斜面を降りていく。
どうも他の団体さんと一緒に行くと言うことらしい。
我々だけ船内で800円の遊覧料を払うものの、
まんまと乗り合わせ能登金剛を海から観光。
しかしこの遊覧船。
非常に近い範囲をちょこっと案内してくれるだけだった。
所要時間は20分。
楽しむには楽しめたがいささか物足りない。
もう少し広い範囲で能登金剛をじっくりと紹介してくれるような物には出来ないのだろうかという感想が残る。
海中の様子を知らないが故の感想なのかもしれないが、、、
岸に戻ってきたときに少し後悔の念。
もう少し上でぐだぐだしていれば、
団体さんとは別の船でゆったりと楽しめたかもしれない。
そうすれば船に乗っていた案内の人とゆっくり話せ、
もっと楽しい物になっていたかもしれなかったのだ。
残念。
そんな事を話しながら下船。
穴に行く。
急勾配は腰の悪い俺にはきつかったが、
自然の作り出した豪快な地形は我々の心を圧倒するには十分だった。
短い穴であったが、
十分に穴を堪能。
斜面を登り幸せかんもん橋に足を向けた。
しかし、
途中の売店で我々の心を鷲掴みにした強敵が居た。
ソフトクリームだ。
駐車場にわかめソフトなる物があって、
それを試したいとも思っていたのだが、
能登で一番旨いプレミアムソフトと書かれていては、
これを食わず他に行く事なんて不可能である。
ソフトクリームハンターとしてはわかめソフトも捨てがたかったのだが、
自ら能登で一番を語るソフトを食べる。
確かに旨い。
しかし、これはほんの一幕。
幸せかんもん橋に向かう。
何故か橋のすぐそばで脱ぎ捨てたようなストッキングが転がっていたのだが、
これについての言及は控えるにしても、
こういった美しい場所を汚す行為は考え直してもらいたいと思う次第である。
件の橋はまあ見事な場所にかけられた橋で、
日本海を展望出来るちょっとした橋だった。
しかし、テンションが高くなると言うような物ではなかった。
むしろ、ストッキングの方があがったくらいだ。
いやいや、男四人の旅だ。
ろくな事が話題にならない。。。
松本清張の残した句を刻んだ石などを見て駐車場に戻ると女の子たちの声。。。
ここで再び後悔。
もっと遅らせていればこの子たちと同じ船に乗れたかも、、、
そんな事を話しながら再度出発。
第一の目的地に向かって、、、


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